0994-42-7830
対応時間
月~金 9:00~18:00 土 10:00~16:00
定休日
日・祝日

相続法改正で変わった点やポイント/藤尾法律事務所

鹿屋市・曽於市で法律相談をするなら|藤尾法律事務所 > 相続 > 相続法改正で変わった点やポイント

相続法改正で変わった点やポイント

今回の相続法改正で変わったポイントは、大きく分けて4つです。以下、簡単にではありますが、概説していきます。

 

①配偶者居住権の創設
配偶者居住権とは、被相続人の配偶者が、被相続人の遺産たる建物に、相続開始当時居住しており、遺産分割or遺贈によって配偶者居住権を取得した場合に、配偶者は、自分が死ぬまで、無償で当該建物に居住することができる権利を取得することができる、というものです(民法1028条、1030条)。かかる権利創設によって、遺言や遺産分割時に、他の相続人らの相続分も考慮しつつ、配偶者が従前住んでいた建物に住み続けられるようになりました。


②遺産分割前の預貯金債権行使制度の創設
この制度は、被相続人の遺産に、預貯金があった場合に、かかる預貯金を、相続人の内の1人が、単独で、一定額については、これを払戻請求することができる、というものです。具体的には、預貯金債権総額の3分の1に、自己の法定相続分を乗じた金額(で、一定額の限定アリ)については、単独で引き出すことが可能になりました(909条の2)。これは、預貯金債権が遺産分割の対象になると判示した最大決平成28年12月19日民集70巻8号2121頁に合わせて、かかる判例理論の下でも、葬式代等、必要経費を被相続人の預貯金から賄えるようにしたものです。


③自筆証書遺言の方式緩和
今回の相続法改正で、自筆証書遺言における、財産目録については、自筆を要しない、とされました(968条2項)。これは、改正前だと、財産目録まで含めて全て自筆、すなわち手書きでなくてはなりませんでしたが、改正によって、財産目録については、パソコンでの作成や、あるいは通帳のコピーで足りるようになり、遺言者の負担が軽減されるようになりました。


④法務局における遺言書の保管制度の創設
これは、相続法改正に伴って、「法務局における遺言書の保管等に関する法律」というものが制定され、自筆証書遺言を法務局で保管するように求めることができるようになりました。これによって、遺言者としては、自身が書いた遺言書が相続人らに発見されない、あるいは誰かに棄損をされるような事態を防げるようになりました。

 

鹿児島県鹿屋市にある藤尾法律事務所では、相続に関する様々な業務を取り扱っておりますので、お困りの際はお気軽にご相談ください。豊富な知識と経験からご相談者様に最適な解決方法をご提案させていただきます。

当事務所が提供する基礎知識

  • 鹿屋市の遺産相続のご相談...

    鹿児島県鹿屋市にある藤尾法律事務所では、相続に関する様々な業務を取り扱っております。 例えば、遺言。遺言の作成...

  • 財産分与とは

    「離婚したいが、離婚後の生活が金銭的に不安だ」。「離婚によって、今の財産がほとんど失われてしまうのではないか」。このよう...

  • 遺産争いなどの相続トラブ...

    ■資産をリストアップする相続が開始した時に、どのような相続財産があるかがわからないと、その後の手続きが滞る原因となってし...

  • 過失割合

    ●過失割合交通事故で損害賠償請求をする際に、被害者にも過失があるとして賠償額が少なくなる場合があります。過失割合の認定が...

  • 個人再生と自己破産の違い

    債務整理には複数の方法が存在します。 その中でも、裁判所を介して行う手続きになるのが、個人再生と自己破産の2つ...

  • 相続放棄のメリットとデメ...

    相続放棄の最大のメリットは、被相続人の借金などから解放される点にあるでしょう。相続財産には預貯金や不動産など相続すれば財...

  • 鹿屋市の交通事故に強い弁...

    「交通事故に遭ってしまったが、相手方とどのように交渉すればよいのか分からない。」「はたして、適切な額の慰謝料を受け取るこ...

  • 自己破産の復権とは

    債務整理の一つである自己破産をした場合、破産手続き開始決定を受けた者は「破産者」となって、職業・資格に一定の制約が生じて...

  • 遺言書の種類と効力

    人の死によって、相続が開始します(民法882条)。故人の生前に仲の良かった家族が、自分の残した財産によって、相続争いを繰...

  • 相続人調査

    故人の遺言書がある場合は、基本的にその遺言書の内容通りに相続を進めていくこととなります。遺言書がない場合は、遺産分割協議...

よく検索されるキーワード

ページトップへ